Career
キャリア
あずさ監査法人の人材育成方針
あずさ監査法人では、「真のプロフェッショナルを育成する」という理念のもと、OJT、Off-JT(研修)、Opportunity(機会)の「3つのO」を軸とした育成システムを整備しています。各プロフェッショナルにキャリアマネジャー(CM)を配し、短期・中期の目標設定やアサイン希望の提出、面談を通じて年間を通じたコーチングやフィードバックを提供します。これらの情報はシステム上で一元管理され、人事担当者と共有されることで、適切なOJT、Off-JT、Opportunityが提供されているかをモニタリングします。また、年に1回、CMの所見を求め、組合せの適性を確認し、育成システムの効果を高めています。
Azsa Learning Week
すべての監査従事者が同時に研修を受講する期間を設けています。監査以外にも、デジタルやサステナビリティ等の知識、コミュニケーションスキル、ダイバーシティ、キャリアマネジメントなどの研修を選択し受講します。

チューター制度
「チューター制度」とは、入所数年の新人職員(チューティ)を担当の先輩職員(チューター)がサポートする教育制度のこと。監査法人で働くために求められるさまざまな業務はもちろん、日々の悩み事や些細な質問、キャリアの描き方まで、幅広く向き合います。また、あずさ監査法人には、担当のチューターのみならず、周囲の先輩職員が全員で職員を育てようという文化があります

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Voice.01
新人研修
あずさ監査法人に入社し、最初に経験するのは新人研修です。入社後約1 ヵ月にわたり同じ事業部の先輩や上司が講師となって、現場に出る前に習得すべき内容について体験談を交えながら教えてくれます。現場に出ると、研修で学んだ場面に遭遇することが多いため、本当に充実した内容を学んでいたことを実感します。また、研修期間は同期との結束が深まる期間でもあります。新人同士、わからないなりに一緒に考え、お互いの意見を共有しあうことで切磋琢磨しながら成長することができます。入社前から、あずさ監査法人が人材育成に力を入れていることは承知していましたが、実際に研修期間を通じてより実感することができました。
嘉村
Kamura
福岡事務所
スタッフ / 2024年入社 -
Voice.02
チューター制度
入社直後は何もわからず不安ばかりでしたが、同じチームの先輩がチューターとしてついてくれて、チューター面談で寄り添いサポートしてくれたので安心して働くことができました。年次の近い先輩に業務に関する不安や悩みだけでなく、プライベートなことまで気軽に話すことができるので、仕事のモチベーションのアップに繋がります。また、目標やキャリアプランについての相談には、日頃から近くでサポートしてくれる先輩だからこそ、成長に直結するアドバイスをもらえ、目標に向けて前向きに取り組めます。不安や悩みを解消し、自分を見つめ直して目標に向かって成長するきっかけをくれるチューター面談は貴重な機会だと感じています。
村松
Muramatsu
第2統轄事業部
スタッフ / 2022年入社
(2025年7月よりシニア)
研修プログラム
継続的な成長を支えるための研修プログラムを整えています。
基礎スキル
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新人研修
入社後の充実した研修で、ビジネスマナーや監査の基礎など、現場で必要となる知識を習得します。
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監査
年次ごとのさまざまな監査研修により、実践的で有効性・効率性の高い監査のスキルを身に付けます。
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不正対応
実際の不正事例を知ることから始め、実践的な不正に対応する監査技術を学びます。
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会計
毎期の決算研修、税務研修などを通して、最新の会計・開示トピックをキャッチアップします。
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デジタル
生成AIの活用やデータ分析など最新のデジタル技術を幅広く学びます。
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ビジネススキル
ロジカルシンキング、プロジェクトマネジメント、コーチングなど仕事を進めるために必要なスキルを身に付けます。
専門スキル
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IFRS会計基準/USGAAP研修
IFRS会計基準/USGAAP業務に必要な知識を習得します。
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セクター(業種別)研修
セクター特有の知見を得ることで、専門性を磨きます。
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グローバル研修
充実した研修により、グローバル対応力を高めます。業務経験と英語力に応じ、適切な研修を受講することが可能です。
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アドバイザリー関連研修
アドバイザリーの基礎から、IPO、財務調査、サステナビリティなど専門分野の知識を習得します。
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サスティナビリティ研修
監査従事者が身に付けるべき気候変動等のテーマや、ガバナンス、保証、アドバイザリー等の領域ごとの研修を受講することが可能です。
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Voice.01
Newシニア研修
Newシニア研修では、スタッフとシニアの違いは何か、シニアはどのような心構えで業務をしていくべきかなどディスカッションを通じて、シニアに求められる役割を理解できました。また、具体的な監査チームのシチュエーションを想定したロールプレイングを通じ、インチャージとしてのチームマネジメントの方法や上司・後輩・クライアントとの適切なコミュニケーションの取り方を学ぶことができました。研修のクラスは事業部に関係なく組まれるため、ほかの事業部の同期と日々の業務での経験や悩みを共有できた点もよかったです。研修で習得したことを活かし、シニアとしてより責任感を持って、チームに貢献できるように業務を行っていきたいと思います。
武井
Takei
第4統轄事業部
シニア / 2020年入社 -
Voice.02
海外研修
(国内実施グローバルスキルプログラム)学生時代は日本全国を旅し、次はグローバル企業で世界進出だと意気込む入所当時、私のTOEIC®スコアは400点台でした。業務外で英語の学習時間が十分とれないなか、多くの社内英語研修(英文メール、オンライン英語、ビジネス英語など)を受講し続けました。当初は添削された英文メールを送るだけでしたが、今では納得がいくまで海外チームとやり取りができるようになりました。また、新しい海外法規が担当企業に与える影響について、原文を読み検討することができるようになり、業務の幅が大きく広がりました。赴任中の先輩に会いに行った欧州のKPMG事務所では現地職員と談笑することも。入所7年目には、TOEICスコアも800点台になり、世界進出の夢はもう目前です!
山田
Yamada
第5統轄事業部
アシスタントマネジャー / 2017年入社
デジタル人材育成方針
人工知能(AI)をはじめとするテクノロジーの急速な進化が、監査の在り方に変革をもたらしています。あずさ監査法人は、監査のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しており、その担い手となる「デジタル会計士」の育成に注力しています。

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Voice.01
私があずさ監査法人に入所したとき、ITを志す公認会計士は少数派で、変わり者のような存在でした。それが、この10年間の目まぐるしい環境変化により、ITを使った監査を先導する専門家となりました。監査チームのなかで最新デジタルツールの導入、時には、チーム専用ツールをゼロから開発するなど、いわゆる「専門家から相談される専門家」としてやりがいを感じています。特にあずさ監査法人では、二刀流会計士の存在による会計監査チームとデータ領域におけるエキスパートチームの垣根のないコミュニケーション環境が、監査のDXを力強く後押ししていると感じます。10年後の監査の未来を創造するため、デジタルによる監査の革新を実現できればと思います。
尾上
Onoue
Digital Innovation & Assurance
統轄事業部 マネジャー / 2014年入社 -
Voice.02
私は大手ゼネコンの会計・IT監査に従事しています。そのなかでも工事進行基準を適用している全案件の進捗率を一元的に可視化し、異常な案件を特定する監査手続きの効率化・高度化に取り組んでいます。会計・ITの両面に従事しているため、監査論点の検討、解決に必要なデータの特定、クライアント折衝のなかでのデータ入手、最も効率的に実現が可能なツールを使用して手続きを構築、調書化対応まで一貫した対応が実施できる点が会計・デジタルの二刀流会計士の強みと実感しています。また、最近ではプログラミングの知識がなくても作業の自動化を実現できるツールが増えているため、ツールを使った監査は敷居が低い分野になってきたと感じています。
村山
Murayama
Digital Innovation & Assurance
統轄事業部 シニア / 2021年入社
キャリア形成の機会
人材育成の重要な1つのステップとして、海外のみならず、一般事業会社や外部機関に出向するなどさまざまな機会を提供しています。また、プロフェッショナルとしての成長やキャリアプランの実現のため、キャリアマネジャー制度やアサイン希望申告シートという制度があります。法人内においても、共通体験の創出や品質の向上に資するため、本部への異動や地域事務所との人材交流を実施しています。

あずさ監査法人での
出向・異動のキャリアの例
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Voice.01
アドバイザリー
入所後、監査業務を4年間実施した後、事業部異動し、15年以上、シニアからディレクターまで立場を変え、アドバイザリー業務を提供するキャリアを歩んできました。サービスの種類もIFRS会計基準導入などの会計メインから企業価値向上に向けた経営管理コンサルティングまで多岐にわたり、多くのクライアントのさまざまな経営課題の解決を支援しています。会計士以外の多様な実務経験と幅広い専門知識を持つ人材(コンサル、MBA、ITなど)も部署にいるため、色々な知見を学びつつ常に刺激を受けています。今後も、多様性かつ専門性を生かせるチームを編成し、プロジェクト責任者としてクライアントの高難度な経営課題解決のため、付加価値の高いソリューションを提供し続けたいと考えています。
塩澤
Shiozawa
アドバイザリー統轄事業部
ディレクター / 2006年入社 -
Voice.02
デジタル
社会・ビジネスのDXが加速する環境下で、監査のDXにぜひチャレンジしたいと考え、監査事業部からDI部(現DIA統轄事業部)に異動しました。多様な人材が集うDIA統轄事業部に公認会計士の立場で参画する私の主な役割は、監査支援ツールの開発と展開活動です。多国籍かつデジタル領域の専門家集団である株式会社 KPMG Ignition Tokyoと協働し、監査現場で役立つ各種ツールを開発しています。また、あずさ監査法人の監査DX戦略や監査支援ツールなどを社内/社外に周知するためのマーケティング活動も行っています。限られた時間でコンテンツを作成し発信する大変さはありますが、みんなでアイデアを出し合い、協力して実現していくことにやりがいを感じています。
岩藤
Iwado
Digital Innovation & Assurance
統轄事業部 テクニカルディレクター /
2005年入社 -
Voice.03
出向者
私は、銀行、証券、不動産など複数業種の監査に携わるほか、グローバル業務やアドバイザリー業務にも携わり、あずさ監査法人での多様な機会を通じて、充実した経験を積むことができました。加えて、公認会計士・監査審査会に出向し、監査品質の確保は社会の期待そのものであることを肌で感じつつ、ほかの監査法人などの監査実務を知り、公認会計士としての知見・見識を深めることができました。帰任後は、気持ちを新たに、風通しがよく、監査品質を重視するあずさ監査法人の組織風土を絶やさず、高品質な監査を通じて社会へ貢献し続けることを意識し業務に従事しています。あずさ監査法人は、出向を通じて社会の期待を肌で感じ、監査を通して社会へ貢献し続けています。
内藤
Naito
金融統轄事業部
パートナー / 2005年入社
海外派遣プログラム
実際に海外での業務経験を通じて、グローバルジョブのハンドリング能力を付ける機会として、さまざまなプログラムを提供していきます。法人では、職員の安全を最優先に、派遣国での状況をモニターし考慮しながら、派遣計画を推進しています。
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HIT
野口
(派遣時スタッフ)
HITで繋がる、
世界と未来HITの魅力は、多様なバックグラウンドを持った現地オフィスの同僚や派遣同期との繋がりができることです。現地の監査チームに入って慣れない英語で業務を行うのは大変でしたが、日本での会計監査の知識と経験は世界共通であることを実感できて自信になりました。休日にはチームメンバーとバーベキューをしたり派遣同期と観光地を巡りアメリカ生活を満喫できました。異国の地での刺激に溢れた生活は自分に合っていると気づき、漠然と描いていた海外赴任への憧れが近い将来の明確な目標に変わった貴重な1ヵ月となりました。2024年秋からはJUMPでニューヨーク赴任をし多彩な仲間に刺激をもらい楽しみながら日々奮闘しています。
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HIT
大久保
(派遣時スタッフ)
海外赴任への第一歩
1ヵ月という短い期間ではありましたが、公私共に充実した時間を過ごすことができました。海外赴任を見据えて現地KPMGで働くことができたことは、長期間の赴任をイメージするうえで非常に貴重な経験となりました。異なる文化や価値観を持つ人々と働くことは大変でしたが、その分学びも多く、将来の海外赴任へのモチベーションが高まりました。現在、JUMPプログラムでオーストラリアに赴任中ですが、HITの経験が活きていると感じます。仕事だけでなく、休日はブロードウェイや観光も楽しみ、NYを満喫した1ヵ月間でした。
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STAR
堀池
(派遣時シニア)
“憧れ”から“目標”へ
将来のJUMPでの長期間海外赴任を視野に入れ、キャリアの早い段階で海外駐在の経験を積むためにSTARに参加しました。オランダ内外の多様なバックグラウンドを持つメンバーと期末監査を経験し、日本では味わえない仕事の進め方や考え方を共有できたこと、友人になれたことは貴重な財産です。この経験を通じて長期赴任への不安が減り、モチベーションが高まりました。週末には現地のサッカーチームに所属して試合に出場したり、ヨーロッパ各国を旅行したりと充実した日々を過ごしています。国内旅行の感覚でほかの国に行けることは、間違いなくヨーロッパ赴任の最大の魅力の1つです!
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STAR
芋川
(派遣時シニア)
実りある3ヵ月
現地監査チームの一員として3ヵ月間働きました。日系企業のアサインはなく、監査繁忙期に飛び込むため、言語以外の大変さやタフだと感じる場面もありましたが、楽しみつつ乗り越えたことは大きな自信になりました。プロジェクトマネジメントやクライアント対応を含め、オランダでの監査を体感し、グローバルで働く感覚を若い年次で積むことができました。次の海外派遣を意識する非常によい機会となりました。プライベートではオランダの立地を生かし、ヨーロッパのさまざまな国を巡ることができ、充実した貴重な経験となりました。
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JUMP
木塚
(派遣時アシスタントマネジャー)
広がる監査の視野と
繋がり現在、アメリカのボストンに赴任しており、日系グローバル企業の現地法人の監査業務に従事しています。日系クライアントでもコミュニケーションはすべて英語で行われるため、日本で培った英語力と監査、会計のスキルが非常に重要だと日々実感しています。日本ではグループ監査チームの一員として働いていましたが、現在は子会社監査チームの視点から業務に携わり、双方の視点を意識できる貴重な機会だと感じています。プライベートでは旅行やボストンの街歩きを楽しみ、米国赴任同期との旅行やヨーロッパ赴任中の先輩を訪ねることもあり、同時期に海外で頑張っているメンバーと情報交換をしながら切磋琢磨できる点がKPMGの魅力の1つだと思います。
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GJP
角間
(派遣時マネジャー)
かけがえのない経験
会計・税務・法務等の面から現地の専門家チームとともにクライアントをサポートしています。経営者とお話をする機会が増えていますが、さまざまな分野のサポートに関与していることから、経営者が目指す取組みを多角的に捉えることができ、視野が広がったと感じています。営業活動や外部向けのセミナーの主催など、日本での監査業務では得られない経験を積めることもGJPの醍醐味です。ベトナムは成長著しく、活気に溢れています。駐在先のホーチミンは常夏であることも相まって、エネルギッシュで楽しい街です。休日はベトナム国内や近隣諸国を旅行して、食事・買物・観光を楽しんでいます。